検査の結果、メニエル病と診断された場合は次のような治療が待っています。
基本的には「薬」での治療になります。
メニエル病専用の薬というものは無いのですが、めまいや耳鳴りといったメニエル病の症状とされている1つ1つの症状に効く薬を処方されます。
現代の医学では、メニエール病の原因や検査の方法などは分っていますが、「これだ!」という治療法やがまだ見つかっていないそうです。
基本的には薬での治療をすすめられますが、発作がコントロールできない場合や日常生活に支障が出てしまう場合は外科的治療である手術の対象となります。

◆標準治療例
①症状が軽い場合と予防に用いられる薬
 ・アデホス顆粒、メチコバール
 ・必要な場合は、抗不安薬も併用します。抗不安薬とはメイラックス、デパス、ワイパックスがあげられます。
 ・めまいがひどい時はメリスロンを服用します。

②そこそこ症状がひどい場合
 ・イソバイドを服用します。

③症状が重い場合
 ・プレドニンかプレドニゾロンを服用します。

◆急な発作の場合
 ・ソル・コーテフにメイロンとセルシンを混合して静脈に点滴注射します。
 ・吐き気が強い時にはプリンペランを点滴注射されます。

◆外科的治療方法
 ・耳の中にある内耳にできてしまった、内リンパ水腫を切開し、内リンパ液の障害と取り除く手術。
 ・めまいなどの発作の原因となる内耳を部分的に壊してしまう手術
 ・情報を伝達する前庭神経を切断する手術
 *手術をすると完治する場合とそうでない場合があります。完治したと思っても、再発する恐れもあります。